軽貨物の協力会社の探し方|集め方と、続けてもらうための管理
案件は取れた。でも走る人がいない——元請け・2次請けでいちばん多い詰まり方です。
契約書と支払いの決め方は「軽貨物で協力会社を増やすときの契約書と支払いの決め方」にまとめました。この記事はその前段=どうやって集めるかと、集めたあと続けてもらうにはどうするかです。
集め方の4ルート
| ルート | 速さ | 向き・不向き |
|---|---|---|
| 既存ドライバーからの紹介 | 速い | 質が読める。ただし数は増えにくい |
| マッチングサービス | 速い | 条件を出して待てる。相手の実態が見えるものを選ぶ |
| 求人媒体 | 普通 | 費用がかかる。応募の質にばらつき |
| 同業からの融通 | 速いが不安定 | 繁忙期は相手も出せない |
現実には紹介とマッチングの併用が回ります。求人媒体は、まとまった人数が要るときに足す形が無理がありません。
募集を出すときに書くこと
応募が集まらない募集は、たいていドライバーが知りたいことが書かれていません。次を入れてください。
- 単価と、そこから引かれるもの(手数料の名目と率、または実額)
- 締め日と支払日
- 稼働の時間帯と拘束の目安
- エリア(拠点の場所まで書く。通勤時間が判断材料になります)
- 付帯作業の有無(積込・仕分けが無償かどうか)
- 必要な車種、保険の条件
とくに手数料と支払日を書いていない募集は敬遠されます。ドライバー側は「2次請けとは?手数料はどこで引かれるのか」のような記事を読んで比べています。
なお、募集情報に虚偽や誤解を与える表示をしないことはフリーランス新法でも求められています(「フリーランス新法と軽貨物」)。
受け入れる前に確認すること
- 黒ナンバー(事業用の届出が済んでいるか)
- 任意保険と貨物保険(対人・対物の額、荷物の補償があるか)
- 貨物軽自動車安全管理者の選任と講習の受講(令和7年4月からの義務)
- 点呼と記録を残せる体制があるか
- 他社の案件との掛け持ちの状況
2〜3番目を確認していないと、事故が起きたときに自社に跳ね返ります。
続けてもらうための管理
集めるより辞めさせないほうが安く済みます。定着に効くのは、報酬の額そのものより次の3つです。
1. 支払いが正確で、期日どおり
「いくら引かれたのか分からない」がいちばん不信を生みます。控除と立替金を分けた明細を毎月出してください。
2. 条件を後から変えない
単価の変更は必ず書面で、事前に。口頭で下げると、その月で辞められます。
3. 繁閑を平らにする
忙しい月だけ頼んで、暇な月は声をかけない、を繰り返すと離れます。年間で見て安定して出せる量を先に決めておくほうが、結局は人が残ります。
ロジバディでの進め方
- 案件を出すと、稼働できるドライバー・協力会社とマッチングできます(手数料0円)
- 登録企業は確認を通しているので、相手の実態が分かります
- 成立すると業務委託契約書が自動で作成されます(電子署名・タイムスタンプつき)
- 控除・立替金・上位委託手数料を設定しておくと、月末の支払通知書に自動で反映されます
- 誰にどの案件を出したか、支払いが済んだかまで記録に残ります
まとめ
- 集め方は紹介とマッチングの併用が現実的
- 募集には単価・引かれるもの・締め日と支払日・拠点の場所・付帯作業を書く
- 受け入れ前に黒ナンバー・保険・安全管理者の選任を確認する
- 定着に効くのは正確な支払い・条件を変えない・量を平らにする



